■表紙 ピア大阪ニュースドリーム27号 2009年5月発行 ピアフェスタ2009 出演のスマイルエンジェルさんによる なるこ踊り!! 写真:紫のはっぴにねじり鉢巻姿で、鳴子を手に持って踊る子どもたち   --------------------------------------------------------------------------------------------------- ★内容★ ◎連載企画!!「私にとっての障害受容」パート12 ◎第3回障害のある子の親のピアカウンセリング講座感想文集 ◎ピアフェスタ2009 〜ひろげよう地域のWA!〜 報告 ◎2008年度 第4回 ピア大阪人権講座報告 ◎職員異動のお知らせ ◎情報資料室コーナー ◎付録「ピア大阪ニュースドリーム購読会員制についての再度のお願い」(購読会員には同封しません) ◎付録「ピアスクール」チラシ ◎付録「2009年度 第1回人権講座」チラシ ◎付録「サマースクール」チラシ ◎付録「視覚ガイドヘルパー養成講座」チラシ ◎付録「上級手話講習会」チラシ ※このニュースドリーム27号では、大見出しの先頭には■、小見出しには◎を付けています。 --------------------------------------------------------------------------------------------------- ■連載企画!!「私にとっての障害受容」パート12 イラスト 封等と一輪の花 当事者なら障害があることで一度は悩みしんどい思いを抱えたことがある人は多いと思います。障害受容ができにくい理由は人それぞれですが、何かをきっかけにもっともっと自分を好きになって楽しい人生を送ってもらいたいという願いを込めて『ニュースドリーム』では当事者の方々の障害受容をめぐっての連載をしています。第12回目の今回は自立生活夢宙センターで活動されている馬渡健二(まわたり・けんじ)さんです。 ◎プロフィール 名前 馬渡健二(まわたり・けんじ)  障害 脳性麻痺 性格 いいかげん(漢字で良い加減) 好きな食べ物 麺類全般、唐揚げ 嫌いな食べ物 ない 好きな言葉 いいかげん(漢字で良い加減) ニックネーム ばけん 写真:左手を後頭部に上げ、笑顔の馬渡さん(上半身) ◎タイトル:障害受容  私の障害は 脳性麻痺です。先天性の障害で両手が自分の思うように動かない、言語障害もあります。障害受容の話をする前に私の生い立ちを簡単に話します。  私は7歳から 34歳まで施設で生活をしていました。私が12歳の時に母が「面接に行って来るわ」と言ったきり蒸発してしまいました。その時の施設の指導員から言われた言葉が「ばけん、お前の障害は治らん。それを受け入れてこれから何十年とその障害と一緒に生きていかなあかんのや」と言われました。でもその頃の私はその言葉がどれだけの言葉だったのか、まだ子どもだったのでよくわからなかったのです。  それから数年経ち、 私も恋をしてようやく恋人ができ映画や買い物、旅行などあちこち行っていました。でもその頃は今のようにバリアフリーも整っていなかったので車椅子の私が行くことができるところが限られていました。恋人と付き合いはじめてからずっと私の胸の中にもどかしさがあり、そのもどかしさが徐々にたまっていき、2年か3年付き合った頃に恋人に対してもどかしい気持ちや申し訳ない気持ちがいっぱいになり死のうと思い、自殺を図りましたが軽傷ですみ、恋人に発見されてその時の恋人から言われた言葉が「もしこの世の中に神様がいてその神様が人間を作ったとしたら健二にはわざと障害を与えたんだと思う。なぜなら健二だったら障害があっても最後まで生きていく力があるから。だから健二は健二のままでいいと思うよ。歩けない、手が使えないことであたしに何も出来ないとか、あたしが行きたいところに行けないんじゃないかとか思わなくていいし、あたしは健二となら何をしてても、どこにいても楽しくやっていけるよ」と言われた時、胸の中の大きい荷物が壊れて楽になったのを今でも忘れられません。今考えてみるとその恋人の言葉があったからこそ障害受容ができたのかもしれません。  私が18歳から34歳まで福岡の田舎のほうの施設に入っていました。その施設は18歳から65歳までの入居者がおり、脳性麻痺、頸損、脊損、片麻痺、知的、いろいろな障害の入居者がいました。その施設に入居して10年ぐらい経った頃からある疑問がわいてきました。その疑問というのは先天性の障害者より後天性の障害者のほうが障害を受容しにくいのではないかということでした。私たち先天性の障害者はその名の通り、生まれもっての障害者なので自分の手や足や、身体が自分の思い通りに動いていたことの記憶もないし、動かなくなった経験もないわけだから、自分の手足が自由自在に動いていた時と動かなくなった時のギャップがないわけで、そのギャップがない分、障害を受容しやすいのではないかと感じていたからでした。  でも、後天性の 障害者は中途障害者ともいわれるものなので、自分の手足が自由自在に動いていたという経験も記憶もあり、それらが何らかの事故や病気で180度変わってしまって気が付いた時には健常者の頃の自分ではなく障害者の自分になっていた、それを受け入れるということは並大抵のことではないと感じられ、よっぽど精神的に強くなければ障害を受容するのは難しいと思っていました。何人かの中途障害者にどうやって障害を受け入れたのと聞いてみると、やはり人それぞれの答えが返ってきて、「頑張ったら治ると思ってた」とか「受け入れられなくて死のうと思った」とか「自分が障害者になったことがわからなかった」などいろいろな答えが返ってきたのです。でも最後にみんなが言う言葉は「なったもんはしゃあない。考えてても治らへんし。でも生きてはいかなあかんやろうし」という言葉を聞いた時、私ならそんなに割り切れない気がしていました。  6年前に今の 夢宙(むちゅう)センターのサポートもあって自立生活を始め、今では施設生活の経験を生かして夢宙(むちゅう)センターのスタッフになり、一人の障害者の地域移行のサポートを行っています。よくうちの代表が「障害を受容して自分の障害をネタに笑いをとるぐらいの強さがないとCILスタッフは務まらんぞ」と言うのです。  私もその通りだと思います。なぜなら万が一、障害を受容できていないままのCILスタッフがいたとしたらそれはすごく怖いことなのかもしれません。そのスタッフは当然自立支援も行っているだろうし、ピアカンも行うだろうし、そういうサポートをしていく中で障害受容の話もするでしょう。でもそのスタッフ自身が障害受容ができていないということは、すなわち障害はあってはならないということでそれは障害者はダメな人間だということになってしまうでしょう。そんなことを考えている障害者がCILスタッフで自立支援や地域移行などでいろいろな話をしても説得力がないし、「じゃああなたはどうなの」と言われた時に何も言い返すことができないと思います。  CILスタッフがなぜ障害を受容しなければならないのかを考えた時、私はこう思います。施設にいる障害者や家族介護を何年も受けていていろいろな経験を奪われてきている障害者からCILスタッフを見た時に、外見や中身も含めてかっこよく元気でいきいきしていないと私はダメだと思います。なぜならCILスタッフがロールモデルにならないといけないからです。  最後に障害受容 とはその障害者が自分の障害を受け入れて地域で自分らしく楽しく生活していくことであり、そういう人を他の障害者や健常者が見た時に「あいつかっこいい」「ああいう生き方がしたい」と感じてもらえることが障害を受容したということになると思います。そういう障害者をもっと多く地域で生活できるようにサポートをこれからもしていこうと思います。 写真:公園で電動車いすに乗りながら足を置石の上に上げ、語らう馬渡さんと3人の介助者の様子 --------------------------------------------------------------------------------------------------- ■第3回 障害のある子の親のピアカウンセリング講座感想文集  試行事業を含めると4回目となる親のピアカン講座を2009年2月13日に講義、14日〜15日は長居(ながい)ユースホステルにてセッションで行いました。  講義は、「ピアカウンセリングとは」を山浦孝臣(やまうら・たかおみ)さん、「障害児の親の立場から」として向井裕子(むかい・ひろこ)さん、「障害者の立場から」として姜博久(カン・パック)さん、「障害児の制度」を石田義典(いしだ・よしのり)さんが担当してくださいました。セッションは「CILくにたち援助為(えんじょい)センター」代表の安積遊歩(あさか・ゆうほ)さんが担当してくださり、参加者は10名でした。  今回は、今までの合宿形式でのセッションとは違い、全日程を日帰りで通っていただきました。以下に参加者の感想文を掲載します。  なお、ピア大阪では引き続き障害児・者の親のサポートとして、親同士がつながり、支えあうきっかけの場としての「親のサロン」を継続します。 ◎「障害のある子の親のピアカウンセリング講座に参加して」 河辺 里美(かわべ・さとみ) <体幹機能障害の17歳の男子の親>    今回で3回目になります。子どもに障害があることで、「どのように育てたらいいのか」「誰に聞いたらいいのか」「相談にのってもらうには誰がいいのか」と思いながら、必死で子育てをしてきました。リハビリ、幼稚園、小学校、中学校と大きく成長していく我が子に親の悩みも多くなり、先生たちとの意見の違いに苦しみ、悔し涙を流した日があり、つらいことがあまりにも多かったので「しんどい」と思ってました。  でも、親ピアカンに参加することで、自分を責めるのではなく、自分を見つめて、泣きたい時、怒りたい時、つらい時、親同士で時間を分け合ってセッションをしていくと、心が軽くなっていくのを感じました。そして、もっと、このピアカンのことを勉強したいと思っています。  このように思えたことを講師の先生方に感謝しています。ありがとうございました。そして、スタッフの方々にも感謝と、お疲れ様でした。また、よろしくお願いします。 ◎「第3回障害のある子の親のピアカウンセリング講座に参加して」 金坂 広美(かねさか・ひろみ)    参加の最初の講義で自己紹介をした後、参加者の皆様から仲間として受け入れてもらえ、不安が解消され、とてもうれしかったのを思い出します。  講座の内容については、ピアカウンセリングがどのようなものかを知ることができ、障害者の当事者・親の生の声を聞かせていただき、どのような思いで生活されてきたのかを知る機会となりました。  安積遊歩(あさか・ゆうほ)さんのセッションにおいては、こころから聴くこと、感情の解放について実際に体験でき、聴くことの難しさや感情の解放のためには、安心できる空間が必要と身をもって感じることができました。また、それぞれの参加者の方が病気や障害を持ちながら懸命に子育てされている姿に尊敬もし、その中でたくさんつらい思いをされていることも感じました。  また、人権について考えさせられることも多く、私自身が無意識の内に差別と感じないまま、差別意識があったことに何度か気付かされました。  今回の講座を自身の生活にも活かしていきたいと思いますし、今後の保健師活動において、病気や障害をもったお子さんやその保護者の方へのできる限りの共感と傾聴、そして、保健所で展開している事業が病気や障害をもったお子さんやその保護者の方に役立つものにできるよう、活かしていきたいと思っています。  参加された皆さんやスタッフの皆さんとの貴重な出会いと、一緒に過ごさせていただいた有意義な時間に感謝しています。本当にありがとうございました。 ◎「障害のある子の親のピアカウンセリング講座に参加して」 香西 淳美(かにし・あつみ) <水頭症、脳性マヒ、知的障害の9歳の女子の親>    障害のある子の親のピアカウンセリング講座に参加しました。  「ピアカウンセリング」・・・言葉だけは聞いたことがあったけれど、どんなものかは全然知りませんでした。  1日目は講師の方々のお話、2、3日目は安積遊歩(あさか・ゆうほ)さんのセッションがありました。この3日間は時間が過ぎるのが早かったけれど、私の人生の中では特別なものになりました。多くのことに気付けたと思います。  障害のある子の親とスタッフの方とセッションの中で手を握り、時間を分けて話を聞き合いました。自分は話すのは苦手でも聞くことはできるって思っていました。カウンセリングの方法を教えてもらいセッションしてみると、相手を信頼し、だまって聞く・・・気持ちを聞く・・・これがなかなか難しくて、できてませんでした。つい話を聞きながら、自分の質問したいことや、自分だったらどうするだろう・・・ってことを先に考えてしまいました。  そして自分が話す時は、課題があるといろんなことを思い出せたし、それも話すこともできました。私が話すことをずっと聞いてもらえている安心感。今までにない感覚でした。それから自分の過去の出来事がずっと今の私につながってるんだなぁって改めて気付けました。  安積(あさか)さんの「あの時はあれで精一杯だったんだよ」っていう言葉で、今まで背負っていた荷物が急に軽くなったような感じです。  泣いたり、汗をかいたり、気持ちを止めずに話すこと。自分は我慢してきたことに気付き、子どもたちにはさせたくないなぁって思います。講座の後、子どもたちに優しく接することができています。これまでは怒りすぎて反省する。毎日そのくり返しで怒ることを止めれない自分がイヤで仕方ありませんでした。  今は子どもが泣くことを止めず、その時の気持ちを聞いてみると、考えていることや不安に思っていることがあふれるように出てきて、ずっとずっと話をしてくれます。今まで我慢させてたんだなぁ・・・ゴメンね。(反省)  最後に、皆々様、出会えてとてもうれしかったです。ありがとうございました。   「講座を受講して」 前田 美貴代(まえだ・みきよ) <脳性マヒの9歳の男子の親>    今回、初めて受講させていただいて、たくさんのことを学ばせてもらいました。  1日目の講義でも良いお話をたくさん聞けましたが、特に私を変えてくれたのは、やはり、安積(あさか)さんのセッションでした。その中で「話を聞く」というのではなく、その人の本当の「心の声」を聞くことが大切というのを学び、あの講義以来、子どもを怒らなくなりました。  何故、そんなことをしたのか、そんなことを言ったのか、それには必ず理由(その人の過去の生い立ちも含め)があるのを知り、「ピアカウンセリングの深さ」を知りました。  これからも続けていけたらと思っています。 写真:講師の山浦(やまうら)さんを囲み、椅子に座っている受講者が円になっている様子 写真横に吹きだしがありその中のコメント:山浦さんを囲み、「ピアカウンセリングとは」何かの説明を聴き、実際に自己紹介を通してピアカンに触れられました。 ◎「親のピアカン講座に参加して」 谷口 洋子(たにぐち・ようこ) <知的障害の28歳の女性の親>    初回から参加させていただいています。  今年も遊歩(ゆうほ)さんとお会いできてとてもうれしかったです。  ピアカンを受講していてどんな人たちにも共通する講座と思ってましたので、とても良かったと思いました。「親」という仲間ですね! “障害者(児)を持つ親”との距離も少しは縮まったかな?!  この講座の中では「否定も批判もしないで同じ時間ずつ聞き合う」(セッション)ということを繰り返しますが、日常できそうでできないことだなぁと改めて思います。セッションの時間は取れなくても・・・胸に一杯の思いを溜めている人を感じると話を聞いてあげたくなります。  自然治癒力は体にも心にもあるので、自分の回復力を信じて生活していきたいです。  ピア大阪の皆様お疲れ様でした。そしてありがとうございました。 ◎「障害のある子の親のピアカウンセリング講座を受講して」 朝富 隆子(あさとみ・たかこ) <広汎性発達障害(こうはんせいはったつしょうがい)の41歳の男性の親>    2月13日から三日間、親のピアカウンセリング講座を受講させて頂きました。カウンセリングのことは、知識としてほとんどありませんでした。カウンセラーの方と向き合って、相談したり、アドバイスを受けたりするというように思っていました。  息子にはフラッシュバックがあります。傷ついた昔のことを思いおこし、より傷ついてしまうのです。このタイプの人には過去のことを掘り下げるカウンセリングや精神分析は向かないだろうと思っていました。  でも、今回は、本人ではなく、親のピアカウンセリングだからと参加を思い立ちました。  安積遊歩(あさか・ゆうほ)さんによる講座は、とても興味深いものでした。二人ずつのペアになって、聴き手と、話し手になり、時間を分けあって対等に聴きあうというものでした。  気持ちを聴く、だまって聴く。相手の気持ちを考えながら聴く。問題を解決する力はその人にあると思って、ひたすら聴く。ひたすらよく聴いてもらえばもらうほど、抑圧された感情は涙、笑い、ふるえになり、体外に消えていく。抑圧された感情が消えていくと、自分がどうしたいのかということが見えてくる、と言われます。確かに、泣いたり笑ったりした後は、すっきりし、また元気が出ることは、よく経験します。  講座を受けてから、子どもの話をひたすら聴くと、いつもよりおだやかな言葉が返ってきます。あら、と思いました。明るくなれそうに思いました。  遠い所からおこしいただいた安積遊歩(あさか・ゆうほ)さん、ほんとうにありがとうございました。支援して下さった方々、ありがとうございました。 ◎「障害のある子の親のピアカウンセリング講座に参加して」 藤岡 昌子(ふじおか・まさこ) <知的障害の25歳の女性の親>    昨年の4月から、知的障害者・児の家族として、ピアサポートに週一回伊丹市のアイ愛センターに出ています。最初、この講座のチラシを見た時は、行ったことがない遠い場所で、自宅からの時間を考えると正直気が進みませんでした。しかし、ビデオや本からの知識はありましたが、ピアカン講座を受けたことがありませんので、ピアカンについての勉強ができればと思い、参加しました。  1日目は、中途障害者の山浦(やまうら)さんの話で、相手の話をよく聞くこと、感情を出し過ぎない、答えは本人が持っている、それを話していく流れの中で、気付いてくれるようにする等、私でも理解しやすい内容でした。話をよく聞く大切さを教えていただきました。「親の立場から」の向井(むかい)さんは、とても行動的だと思いました。また、私も人との出会いの大切さ、出会いによって広がる子どもの世界を経験した一人として共鳴できました。姜(カン)さんの障害者としての体験の話は、私の子どもは5月で26歳になりますが、自立はまだまだ先のことと思っていましたが、親の子離れを考えさせられました。  2日目、3日目の安積(あさか)さんのセッションは、私には初めての体験ばかりでとまどいました。自分の心を人前でさらけ出すには、最初大きな抵抗もありました(大声で、叫ぶような話し方など)。しかし、皆さんの話を聞いているうちに、自分の気持ちが変わっていくのがわかりました。私が話す番の時、涙を流しながら話している私がありました。今の自分の中にある思い込みや抑圧、そして何事にも否定的にならないよう、自己を高めるようにする、などを学びました。講座のメンバーの中では、素直な心をさらけ出すことができました。ピアサポートを続けていく勇気と自信が少し芽生えた気がします。  今回の講座に参加できたことに、大きな喜びと感謝をしています。また、このような講座があれば、参加したいと思っています。最後になりましたが、三日間の講座中、楽しく参加できましたのは担当の方々のおかげと感謝いたします。また、皆様の笑顔に出会えますことを願いながら。 ◎「第3回障害のある子の親のピアカウンセリング講座を受講して」 藤本 ひろみ(ふじもと・ひろみ) <脳性マヒの43歳の女性の親>    娘がピアスクールの1期生なので、2人でよくここへ来ましたが、もうあれから10年以上経って、「ああ、私の体もガタガタになるはずだわぁ」 でも、とても懐かしい。  「ピアカウンセリングとは 山浦孝臣(やまうら・たかおみ)さん」、電動車イスの「頼りになりそうなおじさん」が第一印象。カウンセリングの時のうなずきは、励ましのサイン。「ああ、そうなんだ。大切なことねぇ」 相づちはオウム返しでなく、伝え返し。相手が気づいていないことを、問いを投げかける。みんな自分の力で解決する力を持っている。  「障害児の親の立場から 向井裕子(むかい・ひろこ)さん」、中3の望ちゃんのママ、よく頑張ってるねって、自分の時のことも思い出して。生まれて、初めて会った時、「カワイイ!!」って思ったとママが言ってましたが、乙武(おとたけ)さんのママもそう思ったそうですね。娘の常江(ときえ)は二重にヘソの緒を首にまいて仮死状態だったので、さかさまにされて、お尻をペンペンされて、やっと「フギャ」って泣いて、その時は涙が出るほどうれしかったです。望ちゃんのお父さん、お母さんも夢中で頑張りはったでしょうが、まず、本人のやる気があってこそってつくづく思いました。それで周りが動いてくれたのだと思います。  「障害者の立場から 姜博久(カン・パック)さん」、娘の堺養護学校の先輩でした。男の人だから、親といつまでも一緒って辛いものが(朝帰りのこと)。そりゃー朝まで友達とお酒を飲んで・・・。で、自立して6ヶ月くらいヘルパーさんとのコミュニケーションがうまくいかず、その時が一番辛かった、とのことですが、今、常江(ときえ)もヘルパーさんとのことで、変に気をつかったり、親と今は生活しているので、親にもたれていたら不自由しないし。親の私は去年入院したり、体がだんだん弱ってきて、自分が死んでからのことを考えて、今あせっています。姜(カン)さんにその苦しんだ6ヶ月のヘルパーさんとの関係がうまくいくまでのところをもっと詳しく聞いておけば良かったと残念に思っています。  「障害児の制度 石田義典(いしだ・よしのり)さん」、制度のことは、ころころ変わるので、頭が痛いです。それで、困ったことがあれば、ピア大阪や石田(いしだ)さんを頼っていけば良いと、これは大きな心の支えになりました。  安積遊歩(あさか・ゆうほ)さんの2月14日、15日は風邪でダウンして出席できず、惜しいことをしました。残念!!  なお、受講生のお母さんとの「親のサロン」で、また、お会いできるようで、私より若いお母さんたちなので、パワーをいっぱいもらって、一人で苦しまず、「障害は個性」だからって思って、楽しくやろうと思います。 写真:受講風景 写真横に吹きだしがありその中のコメント:講義中の風景です。 みなさん、講師の方たちの話を真剣に聴かれていました。 ◎「親のピアカン講座に参加して」  梅本 良子(うめもと・よしこ) <医療的ケアの必要な脳性マヒの38歳の女性の親>    このたび、親のピアカン講座に参加させていただきありがとうございました。  当事者の方々のお話は、私自身にも経験のある話題もいくつかあり、前向きに進まれるパワーがとても伝わってきました。また、CO(コウ)−カウンセリングについて、安積遊歩(あさか・ゆうほ)さんが御指導下さり、感情の解放によって、自分自身をとりもどし、助け合う力ができ、前向きに前進していくことができる。  この3日間の講座で学んだことを無駄にせず、少しでも人に伝え、共有をできればと思い、また、自分自身の向上につなげていきたいと思っています。とても勉強になりました。ありがとうございました。 ◎「障害のある子の親のピアカウンセリング講座を受講して」 澤口 智登里(さわぐち・ちどり)    今回、ピア大阪の皆様のご好意によりこの講座に参加させていただくことができました。実り多い三日間の研修で、貴重な機会を与えてくださったことを心から感謝しております。どうもありがとうございました。  研修では、ピアカウンセリングとは何なのか? について最初に教えていただきました。世間では今盛んに「ピアカウンセリング」という言葉が使われています。しかし真のピアカウンセリングにおいては、約束事も存在し目標とするところもあり、ただ単に当事者同士話し合えば良いというわけではないということを再認識できました。この意味を理解して、本当の意味でのピアカウンセリングが障害のある子の親御さんにも、そして、もっともっと広い対象の方々にも広がっていけば良いのになぁと感じました。  続いて、障害児の親の立場からということで向井(むかい)さんのお話を伺いました。向井(むかい)さんと向井(むかい)さんの娘さんのパワーにはただただ感心するばかりで「凄いな!」というのが実感です。きっと計り知れないご苦労があったでしょうが、何事もチャレンジする精神で突き進んできて、そして今前向きに生活している向井(むかい)さんご一家のお話を聞かせてもらったことは、私の今後の保健師活動において、とてもプラスになることと思います。ケースへの支援を考える時に、決して諦めることなく、チャレンジ精神で、一歩ずつでも前へと向かっていく気持ちで取り組んでいけそうな気がしました。  障害者の立場からということで姜(カン)さんのお話もとても興味深く聞けました。障害のある子どもさんを育てている親御さんにとって、このような子どもの立場からのお話はとても参考になるのではないかと思いました。  そして、後半二日間の安積遊歩(あさか・ゆうほ)さんによるセッションでは、人間として非常に多くのことを学ばせていただいたように思います。参加者同士のセッションを通じて、また、参加者と安積遊歩(あさか・ゆうほ)さんのセッションを見させてもらって、RC(アールシー)<再評価カウンセリング>の効果や人に与えうる影響を、実際肌で感じました。まだまだ序の口程度で終わってしまいましたが、二日間参加しただけで、心が軽くなっていく感じや、今までの考え方とは違う発想の転換をしている自分に気がつきました。障害のある子どもを育てている親御さんにはこのようなRC(アールシー)<再評価カウンセリング>がとても必要で、これにより生きるエネルギーも子育てのエネルギーも湧きあがっていくように私は思いました。  今後、ますますピアカウンセリングの活動が広がり、もっとより多くの方々が、このようなピアカウンセリングがあることを知り、少しでも今よりあらゆる意味で前進できることを願うとともに、私も保健師として微力ですがこのような活動に協力や支援をしていきたいと思います。今回出会った多くの皆様すべてに感謝しております。ありがとうございました。 写真:安積遊歩(あさか・ゆうほ)さんとピア大阪スタッフ(西留・内田・野谷)と参加者で全体写真 写真中のコメント:最後にみんなでハイポーズ! --------------------------------------------------------------------------------------------------- ■報告 ピアフェスタ2009 〜ひろげよう地域のWA(わ)!〜 2009年3月14日(土) 10:00〜15:00 大阪市立早川福祉会館 4階ホールにて開催 主催 自立生活支援センター・ピア大阪   協力 大阪市立早川福祉会館  障害者や地域の方々によって繰り広げられるステージを通して、互いの交流と日ごろの活動を広く地域の人たちに知っていただき障害者への理解を深めていただこうと、「ひろげよう地域のWA(わ)!」をテーマにピアフェスタ2009を開催しました。  今回のピアフェスタは、7年ぶりの開催となることから規模をピアステージだけに絞り、障害当事者のグループや地域で生涯学習ルームを通して活動しておられるグループ、早川福祉会館の利用グループなど約150名が、フラダンス、詩吟、舞踊、なるこ踊り、歌、演奏、朗読、劇などの楽しいステージを繰り広げました。  ピア大阪職員内田(うちだ)からの報告と、三名の方からの当日の感想文を掲載いたします。  ◎7年ぶりの開催となったピアフェスタは、当日までの準備は慣れないことも多く、戸惑いながら進めていきましたが、それと同時に久しぶりに開催できることを楽しみにしていました。  当日は、残念ながら大雨という悪天候の中でのスタート。出足が悪くなることも心配されましたが、朝早くから駆けつけてくださった方々の姿に、絶対に成功させるぞと意気込んでいました。午前の部は、ハンドベルのプログラムから始まり、フラダンス・マジック・なるこ踊り・詩吟・朗読・詩舞と続き、それぞれ味のある楽しいステージを繰り広げて下さいました。進行が不慣れだったり、出演者の出入りするタイミングが難しかったりとバタバタする場面もありましたが、温かく見守ってくださる観客の皆さんのおかげで、雰囲気も次第に盛り上がっていきました。  お昼休憩を挟んで、午後の部はS&M(サム)によるデュオから始まり、フラダンス・手話コーラス・健康体操・歌・なるこ踊りと続きました。途中、のたやん&うっちー(ピア大阪職員)によるサプライズ企画で歌のコーナーがあったり、ナットーキン リャンによる面白い演出があったりと、会場はますます熱気に包まれました。そしてステージのラストを飾っていただいた「なっちゃんと愉快な仲間たち」によるピアカウンセリングの劇は、とてもわかりやすく迫力もあって、観客の皆さんを魅了しました。障害当事者の方たちが最後はステージに上り、会場が一体となって、一人ひとりが自分に自信をもって力を取り戻していくことができるんだという力強いメッセージを伝え合いました。立ち見の人が出たり、車椅子使用者の人に充分なスペースを確保できなかったりしてご迷惑をおかけしましたが、大盛況のうちに終了できたことは大きな喜びとなりました。  地域の方々と楽しみながらステージを作り上げることができ、今後もこのつながりを活かしていきたいと願っています。最後になりましたが、多大なご協力をしてくださった手話通訳者・事業補助者・ボランティア・そして早川福祉会館のスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。 文責:内田(うちだ) 写真1:舞台に上がってハンドベルを演奏している様子 写真2:舞台に上がって髪飾りをつけ華麗な衣装でフラダンスを踊っている様子 写真3:舞台に上がって「なっちゃんと愉快な仲間たち」が力強いメッセージを会場の皆さんに伝えている様子  ◎久しぶりのピアフェスタ、たくさんの人でにぎわっていて良かった。舞台もいろんな障害者の人や地域の市民まで幅広く参加していたので非常に楽しかった。  ただ、残念なのは、せめて1階フロアーだけでも昔のピアフェスタのように模擬店があった方がお祭りらしくて盛り上がったのではないか。                  東谷 太(ひがしたに・ふとし) (自立生活センター・あるる)  ◎僕は3月14日(土)にピア大阪でピアフェスタに参加してきました。  ピアフェスタは7年ぶりに開催するということで、今まで参加したことのない僕はどんなことをするのか楽しみにしていました。  そして、当日を迎えピアフェスタが始まり、ハンドベルや詩吟などの公演・発表があり、他にも手話による合唱など、今回初めて見て知ったことばかりなので新鮮でよかったです。 その中で一番印象に残ったのは「なっちゃんと愉快な仲間たち」がやってくれた劇です。劇では、ピアカウンセリングの大切さが伝わってきて本当に良かったです。      川本 将勝(かわもと・まさかつ) (自立生活センター・リアライズ)  ◎「火曜サークル・手話コーラスはコブクロの蕾です」アナウンスされた途端、ホールの空気が動いたのを感じた。蕾の練習を始めた時から、5分間という曲の長さ、若者風な歌詞になじめない世代の壁がなかなか越えられなかった。ろう者2名、車椅子使用者1名を加えて、皆の心を一つにして発表することができた。最後の挨拶をろう者の川西(かわにし)さんがしめくくった時、「ああ良かった!」と全員でピアフェスタに参加できたことを喜びあった。  午前・午後と進むステージもいろいろ趣向をこらした熱演で楽しかった。ダウン症の子どもたちが紫のはっぴに鉢巻のりりしい姿で踊る「なるこ踊り」を見て、障害児をもつサークル会員の林(はやし)さんが「息子が踊っているようで・・・」と感動の涙を流され、私も胸に迫るものがあった。  10年ぶりに友人やいろんな人たちとの再会、名前も知らない人、どこであったかしら? サークルで? あぁボランティアなど、あちこちで笑いがあった。 劇「なっちゃんのピアカウンセリング」では、自立支援センターの大切さと、それにかかわる人々の努力と優しさがよく表現されていて、こうした発表の場はどんな公演よりも身にしみました。 桂智恵子(かつら・ちえこ)(火曜手話サークル) --------------------------------------------------------------------------------------------------- ■2008年度 第4回 ピア大阪人権講座報告 障害者にとっての裁判員制度パート2 〜 ピア大阪からの提言 〜 講師        西滝 憲彦(にしたき・のりひこ)さん <聴覚障害当事者 大東市障害者生活支援センター 所長> 秋元 喜代子(あきもと・きよこ)さん <視覚障害当事者 守口障害者生活支援事業所 職員>  小田 幸児(おだ・こうじ)さん <大阪弁護士会裁判員制度実施大阪本部委員 弁護士 >  コーディネーター 愼 英弘(しん・よんほん)さん <四天王寺大学大学院 教授> 日時 : 2009年3月21日(土)13:30〜16:30       場所 : 大阪市立早川福祉会館  4階 第3会議室(ホール)      参加者30名(内、視覚障害者3名、肢体障害者6名、精神障害者1名、介助者6名) ◎まず、小田弁護士からは、 選任された裁判員は、裁判官と一緒になって証拠調べ、被告人が有罪か無罪か、被告人の量刑を議論し決定、判決までを行うことになっている。朗読や画面に映し出された証拠や意見陳述等を見て裁判を進めるということから、視覚や聴覚に障害がある人が審議や評議を行う際に点字や通訳、要約筆記などの保障がどのようにされるのかが大きな問題となる。また、裁判員には厳格な守秘義務が課せられていることから、評議、評決がどのように行われたのかを我々は知ることができないので、裁判官が裁判員を誘導するようなことがないともいえない。とりわけ視覚や聴覚に障害がある人に対する配慮が不明確なことから、そうしたことがあった場合でもそれを検証するすべがないことなど、この裁判員制度には大きな問題点がある、と話されました。 写真:講師の小田(おだ)弁護士が舞台を背に座っている様子 ◎西滝さんからは、  大阪聴力障害者協会の会員から、呼び出し状は5月以降本当にくるのか? 自分は手話通訳、要約筆記が必要だが、保障してもらえるのか? という相談が協会に寄せられている。だが、こうした相談は裁判所がすべきことであり、文書にFAX番号を記載すべきであり、調査票にコミュニケーションの手段などがチェックできるようにすべきだと最高裁判所に申し入れ、次回からの文書には記載するとの回答を得た。しかし、私たちが裁判員に選任された場合の情報保障という点では最高裁判所との間に大きな隔たりがある。私たちは、要約筆記の必要性はもちろん、審議や評議の際には手話表現の技術が、全国的な手話通訳水準を保障すべきだと考えている。裁判所は、わかりやすい言葉で裁判を行うので普通の会話ができる手話技術があれば十分だと安易に考えていることに大きな不安を持っている。だから、私たちも裁判に見合った新しい手話を作っていくなり、候補となった者への研修の場が必要だと考えている。模擬裁判を見た時、検察側と弁護側のやりとりのスピードがとても速く、見ている方は今誰が発言しているのかわからなくなり、ろうあ者であるという理由だけで排除されるのは困るけれど、ろうあ者自身がよき裁判員として力を発揮できるかということに少し不安を感じた、と話されました。 写真:講師の西滝(にしたき)さんが舞台を背に手話でお話している様子 ◎秋元さんからは、  大阪地方裁判所に見学に行った時に調査票の文書について点訳を要望したところ、「音声コード(スピーチオ)での対応を考えている。裁判員に選任された時の情報保障については、裁判官が説明します。裁判所までは自力で、所内は(視覚障害者のことを理解していない)職員が誘導します」と回答が返ってくる。いろいろ尋ねても「検討します」であり、あげくの果てには「辞退することもできますよ」という対応。本当に障害者を裁判員として受け入れるつもりかどうか疑問に思えてくる。“聞いて、見て、わかる”裁判ということで、点字等の資料が出されず、画像や証拠品を並べられて判断を下しなさいといわれても、見えない私たちには難しい課題だ。制度がスタートしても、裁判員として務めるためには、きめ細やかな配慮が必要だと主張し続けねばならない、と話されました。 写真:講師の秋元(あきもと)さんが舞台を背に講演している様子 ◎最後に会場からの  質疑応答の後、出席者一同の名で「裁判員制度における障害者裁判員への配慮に関する提言」を、最高裁判所に出すことを確認して終了しました。 写真@:会場の様子 写真A:舞台を背に左側から愼(しん)さん、そのお隣には右側へ小田(おだ)弁護士はマイクを持って講演され、西滝憲彦(にしたけ・のりひこ)さん、秋元喜代子(あきもと・きよこ)さんと順に座っている様子  ※「提言書」については、ピア大阪のホームページにアップしています。  次回の人権講座は「精神障害者の就労」についてを予定します。付録のチラシをご覧下さい。   ---------------------------------------------------------------------------------------------------   ■職員異動のお知らせ  春といえば、出会いと別れの季節ですね。 ピア大阪でも、職員の異動がありました。  2009年度も新体制で力を合わせて、パワーアップしたピア大阪で皆さんの来所をお待ちしています。今年度もよろしくお願いいたします。 ピア大阪スタッフ一同 イラスト:5人の男女。真ん中に車椅子の男性の周りに桜の花びらが散っている。 ◎帰ってきました!!  3月1日付で、ピア大阪に戻りました。 赤尾 輝明(あかお・てるあき)   再び、ピア大阪に戻ってきました。  昨年、ピア大阪を異動してから1年も経ってもいないにもかかわらず、頭の中が真っ白で、すべてが新鮮です。ある意味で0からのスタートだと思います。もう一度、原点に戻り、よりフレッシュな気持ちで仕事に取り組みたいと思います。  粉浜作業指導所(こはまさぎょうしどうしょ)では利用者の皆さん、職員の皆さんに大変お世話になり、助けられながら11ヶ月が経過しました。本当に感謝しています。ありがとうございました。 また、ピア大阪でも多くの方にお世話になると思いますが、青年の気概で新たな気持ちをもって、がんばりたいと思います。  今後とも、よろしくお願いいたします。 写真:大阪市立早川福祉会館の玄関前にて赤尾(あかお)さん ◎異動しました!!  4月1日付で、大阪市舞洲障害者スポーツセンターに異動しました。 年未 孝明(としま・たかあき)  ピア大阪での2年間は短かったと思わせるほど、新鮮で学びがいのある職場でした。職員はもちろん、他の自立支援センタースタッフの強い意思と障害者に対する細やかな配慮と熱い思いは、学ぶべきだと自分に言い聞かせて仕事をしていました。自分も成長したいという思いをひそかにもっていましたが、異動ということとなり、残念という思いをしています。  その一方で、うれしかったことといえば7年ぶりに「ピアフェスタ」を開催できたことです。復活してほしいという声は以前からあったにもかかわらず、いま一歩踏み出せないままでした。規模を小さくしたため「ミニステージやったな」と言われましたが、地域の人たちとの交流が図れ、出演した人や見にきた人から、「楽しかった」という声にスタッフ一同、「よかった。よかった」と喜び合いました。これからも毎年続けてくださいね。  次の職場は、舞洲障害者スポーツセンターです。みなさん、スポーツの場として、レクリエーションの場としておおいに活用してください。今後もよろしくお願いします。 写真:大阪市立早川福祉会館の玄関前にて年未(としま)さん --------------------------------------------------------------------------------------------------- ■情報資料室コーナー 新着雑誌からその一部を紹介します。 特集 ケアの未来 『現代思想』第37巻第2号 2009年2月号 青土社(せいどしゃ) 内容  * <討議> 労働としてのケア――介護保険の未来 上野千鶴子(うえの・ちづこ)・立岩真也(たていわ・しんや)  38-77ページ * <討議> 「ケアの社会化」の此/彼岸――障害者と介助者の敵対的自立へ向けて 市野川容孝(いちのかわ・やすたか)・杉田俊介(すぎた・しゅんすけ)・堀田義太郎(ほった・よしたろう)  119-155ページ ほか --------------------------------------------------------------------------------------------------- ■編集後記  『ピア大阪ニュースドリーム』27号をお届けします。新年度から特集や記事を満載した冊子を年4回、企画案内中心の臨時号を年に数回発行する予定です。ご期待下さい。  去る4月11日に2009年度ピア大阪運営委員会総会が開催され、今年度のピア大阪の事業計画が了承されました。新たな事業計画に沿って、新年度事業を頑張ります。  2009年度のピア大阪事業を担うスタッフは、事務局長:西留一浩(にしとめ・かずひろ)、事務局次長:内田 瞳(うちだ・ひとみ)、事務局スタッフ:赤尾輝章(あかお・てるあき)、野谷 靖(のたに・やすし)、長谷川(はせがわ)かよ、國井由紀子(くにい・ゆきこ)、冨川(とみかわ)みちる、堀川由美子(ほりかわ・ゆみこ)、杉井道子(すぎい・みちこ)、萬井宗子(よろい・もとこ)、以上10名のメンバーで頑張ります。  『ピア大阪ニュースドリーム』の購読を希望される方は、お気軽にピア大阪までご連絡下さい。 点字版・テープ版・デイジー版も作成しています。ピア大阪のホームページでもご覧になれます。(Y・N) 2009年5月20日 ---------------------------------------------------------------------------------------------------   社会福祉法人 大阪市障害者福祉・スポーツ協会 自立生活支援センター ・ ピア大阪 〒546−0033 大阪市東住吉区南田辺1−9−28 大阪市立早川福祉会館内  電話 06−6622−1180  Fax 06−6622−0423 ホームページ 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