ウガンダからのお客さま
去る6月3日、ピア大阪にウガンダから3名の来客がありました。
アリ・マーシさん
皆さんご存知でしょうか?ウガンダはアフリカ中部にあり、年中23度から26度の日々が続く熱帯です。
訪れたのは、アリ・マーシさん(48歳)、モゼスさん(31歳)、フレッドさん(31歳)の3名です。東大阪のCILぱあとなぁのスタッフの中本さんが通訳で奮闘してくれました。
マーシさんはポリオの障害者で、松葉杖で歩いておられます。他の二人は彼のもとで働くスタッフで健常者です。三人は、子どもも大人も障害者も健常者も一緒に活動するセンターにお勤めです。
モゼスさん
日本に来た目的は、福祉、リハビリテーション、医学的ケアを視察することです。1ヶ月1万円位の月収なのに、往復15万円かけて来日したとのことで、気合が入っておられました。前日は八尾北高校に行き、福祉専門棟を見学し、その設備に驚いたそうです。
「障害とは何だと思いますか?」というこちらの問いに、「障害者は一人になったらできないけれど、皆と一緒ならできる。障害者と健常者は背中合わせなので、協力し合うことがあたりまえ」とのことでした。
マーシさんは「確かに私に障害があるけれど、自分の障害を受け入れている。政府に対して注意深く配慮を求める上では、自分の障害をアピールしたい。障害者という定義がウガンダにはない。政府が内戦で崩壊しており、ほとんどボランティアでヘルパー活動をしている。会計から派遣のコーディネートまで全てやる。センターは事務所でもあり、作業所でもあり、事業所でもあり、学校でもある」と言います。
センターには150人ぐらいの利用者がいますが、車椅子が4、5台しかなく、福祉用具が圧倒的に不足しています。
フレッドさん
また、子ども達に教えるためのビデオなどの教材が必要ですが、教材がないのでスキルアップが難しいそうです。コンピューターは個人では持っていないので、インターネットカフェに行かないと使えません。
カフェに行くにはタクシーで行かないとライオンに襲われるかも知れないそうです。
税金を17%も取られますが、福祉には還元されません。
生活習慣としては、ウガンダでは一夫多妻があたりまえで、マーシさんも一人の妻と、一人のガールフレンドを公然ともっておられるそうです。また、ウガンダでは同性愛同士の結婚も認められているとのことです。
ウガンダでは貧困の問題が大きく庶民にのしかかっています。政府がお金を出さないので自主的にやるしかないそうです。「ウガンダの窮状を障害者団体をはじめ日本の人々に伝えたい。我々はウガンダを福祉的に助けるようなシステムを求めている。日本にも協力して欲しい」とおっしゃっていました。
この日は、ピア大阪近くの串かつ屋で国際交流をしました。皆、ボクシングやサッカー、カーレース観戦が趣味らしいです。マーシさんはアーチェリーをされていて、相当な腕前のようです。皆さんコーラが好きで、日本の食事ではライスカレーが好物だそうです。交流の後、皆さんを吹田のぷくぷくの会までお送りしました。